理由などという言葉に虚像を隠して生きていくのか

考えても見たのだ、稚拙な言葉を網羅して理想を紡ぎ出した言葉を理不尽に放出して
考えた末にと思い込ませて叩きつける、実の所何も考えていない、そういうものなのだ人間などという物は

理想と現実が違うなどと誰が言えた物だろうか
そもそもその理想が果たして実際に理想なのか彼等は気付いているのだろうか

ならば与えてやろう、私が理想の世界を彼等に。私が具現者となるのだ
果たしてそれが叶ったとしたら理想は現実に追いつくのか、しかと見届けるがよい。



獣が満足など出来ようが無い、彼等は気付いているのだろうか、本当の幸福と理想に。


理想は理想という形であるからこそその形を留めそこに存在しうる。




この貪欲な生き物に、これ以上に無い世界を見せてやろう





















*乗っ取られヴァイス独白